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タクシー 業界の動き

タクシー会社の選び方

既にお察しと思いますが、僕はタクシー乗務員をやっています。
僅かな期間ですが、この仕事に関してある種の結論が出まして、昔いた業種への「回帰」を目指すことにしました。
そこで、タクシー乗務員をやってみたいという方のために他のサイトにも載っているようなことをまとめてみます。
まずは、事故弁償金
多くの事業者で事業者自身が加入している任意保険でまかなっているようですが、大きな会社ですと任意保険の保険料よりも事故専門の弁護士や警察OBなどを雇う際に支払う顧問料(≒人件費)の方が安くつくという考えから任意保険に加入していないところもあります。そんな会社ですと事故弁償金が高額になりがちです。任意保険に加入している会社でも契約条件などは事業者によって様々で乗務員の負担額も様々ですので会社の説明はよーく聞いて、可能であればメモを取って下さい。勿論、事故った際の費用が全額負担などという事業者は問題外の超ブラック企業ですので二度と近寄らないように。
お客様がチケットやカード類を利用されると、それらの売上金請求時に加盟店手数料がチケットやカード類の事業者から差し引かれますが、この手数料を乗務員に負担させている事業者があります。
当然負担させない事業者(加盟店手数料は事業を行う際の「経費」の一部であるため)が望ましいので、これも要チェック。
蛇足ながら、タクシーの利用時にチケットやカード類の利用が出来ると掲示しているにもかかわらず、利用を拒否する乗務員がいるという話を聞きますが、恐らく「手数料負担」を嫌って現金払いを要求しているものと思われます。
そして、忘れてはいけないのが初めてタクシー乗務員になる際、多くの方が二種免許を所持していないと思いますがそれを取得する際の費用を事業者が一時的に立替えて、一定期間の勤続後にその費用の負担が免除される「養成制度」について。
この免除特典を受けることが出来るまでの勤続期間(縛り期間)は、当然短ければ短いほど良い事業者。大手や労働環境の整備が進んでいるところですと一年間が多くて、次に二年、希に三年という長期間のところもありますが勿論(自分が知っている)三年のところは長期的に経営不振状態が続いているところです。最初に入社した事業者で一生続けられるとは限らないことも多々ありますので、縛り期間は一年以内の短いところで決まりです。
あと、入金機や両替機が設置されていたりとか日報が自動記録で記入作成の手間が要らない(仕事の扱い件数が増えるようになるとこの手間が馬鹿にならない!)などもありますが、足切りの下限額や歩合率といった、「稼ぐこと」よりも「働きやすさ」に拘った方が断然タク乗務員の仕事がうまくいくと思います。運転しながら乗客の接遇やお金を扱い、管理しなければならないなどコンビニの店員並にやるべき事が多いタクシー乗務員は結論として労働の質と量からして得られる賃金が少ない「割に合わない仕事」。稼ぎたいのであれば、他の業種を選ぶべきです。
他に気をつけたいことは、他の業種でも当てはまる事ですが、お客様の要望に左右されることがある仕事なので、勤務時間や休日の管理がルーズでないか。有給休暇の設定や取得状況に注目して下さい。意外とこれの出来ていない会社が中小零細事業者を中心に存在しています。前出の養成縛り期間が三年の会社は、「有給のない」事業者で、給与明細にも「有給休暇残日数の欄が設けられてすらいない」会社です。他社の人達からも「露骨な違法行為をやる超ブラック企業……」なんて呆れられていましたっけw
簡単に思いつくまま述べてみましたが、僕が思うにはタクシーの乗務員は「お金に困っていない人がやる仕事」なんだということ。収入額は常に変動するし、勤務も変則的で私生活にも多大な影響を及ぼすしで、その割に得られる物はない。
ただ、平日の昼間によく利用される高齢者や身体の不自由な方々には感謝される仕事ではあります。しかも言動だけでなく金品面での「感謝」(つまり、お土産やチップです)をされることもよくあったし。
身体の不自由な方で思い出しましたが、今時のタクシー乗務員は車椅子や歩行器の扱い(折りたたんでトランクに積んで、降ろして機器の復元)が出来ないと昼のお仕事がもらえる数は減るでしょうね。
最後に、現在他業種でお勤めの方でタクシー乗務員を考えてる方は、現在のお仕事で資産作りを完成させてからタク業界入りを考えることをお勧めします。理由は前述した通りです。

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