警備業界に関わってみた

Categories :業界の動き

 失業時の繋ぎとして警備員の仕事を考えた、やったことのある方も多いでしょう。管理人も、経験あります。
警備業界の情報については、それ専門のサイトも幾つかあるので、そちらを見てもらった方が早くて詳しいのですが、よく見かける一般道の交通警備や商業施設の駐車場等の整理などの2号警備業務(雑踏警備)は大変な割りに賃金は安く、タクシーのように仕事もあったり無かったり仕事は不安定。勿論収入も不安定。ビルなどに常駐する1号警備業務(施設警備)は、ビルメン(清掃・設備)同様に顧客との契約がある限り安定しているけど、やっぱり割に合わない待遇。現金や貴金属美術品に核燃料などを輸送する3号警備業務(輸送警備)やボディガードなどの4号警備業務(身辺業務)はレアすぎるし……

 このなかで一番とっつきやすく見える2号警備の中でも比較的安定して業務に就けるのが列車見張員。資格の取得が必要ですが、大半の警備会社は会社が費用負担する形で取得出来ますし、保線等の業務は短時間で済ませる必要があるので、拘束時間も短めで一般道の交通整理よりは体への負担も少ないはず。
只、鉄道のメンテは列車の運行が終わった夜間が多いので、夜勤中心になることと、やっぱり危険度は高い。そして、資格取得のスケジュールはあらかじめ決められているので、入社時期によっては安くて不安定な交通整理を暫くやらなければならない事になる。だから、講習会を受けたりする資格取得のスケジュールを明示出来る会社を選びたい。

 もう一つは高速道路の2号警備。こちらも列車見張員ほどでは無いにしろ、資格取得が必要。そして、専門にやっているところは少数のレアな分野だっったのが、最近は幾つか新規参入も増えて応募するならこちらがお勧め。夜間工事もあるので夜勤もあるけれど、やっぱり明るい日中の方が工事がしやすいからなのか、基本は日勤中心で土日祝日は休み。ただ、本線の業務はハード。この界隈ならナカチュー社が有名です。