COVID-19パンデミックの猛威は収まること無く、企業の倒産も増えてこのサイトをご覧の方にも失業されている方もいるかも知れません。でも見方を変えればブラック企業の退治にも貢献しているとも考えることも出来ます。
社会貢献と安定だけが公務員の魅力では無い
ある高校生から「役所に勤めるか、民間企業に勤めるか迷っている」と言う相談を受けたことがあります。結論から言いますと、この地域の民間企業はブラック企業だらけなので、選択肢は役所やそれに準ずるところを優先すべきですが、公務員と言っても様々な職種があります。今では企業への業務委託も増えていますが、事務系も現業系もあります。つまり、公務員になることでは無く、自分に合った職種に就くことを目的にしましょう。逆に考えれば、民間よりも選択肢が多くて適合する仕事を見つけやすいとも言えます。
企業は収益を得なければ存在出来ない
稲盛和夫氏も「公明正大に利益を追求する」とおっしゃっているように、企業は利益を追求する使命と義務があります。つまり、多くの企業経営者は従業員の幸福など眼中にもありません。中には従業員の幸福も必要、という経営者もいますが、それは「奴隷」である従業員にしっかり働いてもらうために必要な餌のひとつ、という程度のものです。企業経営者にとって従業員は単なる経費。節約して収益率を上げるに越したことはないのです。「やりがい」は従業員に対する経費を節約するためのおまじないのようなものと考えて良いでしょう。
ブラック企業経営者が役人を叩く理由がわかるはず
公務員が安定していると言われているようですが、安定していなければ納税者である国民に対して充分な役務を提供することは出来ません。ブラック企業が「超」不安定なのは、経営者が利益を上げることが出来ればそれだけで目的を果たせてしまうので従業員が辞めようがあの世へ逝こうが、顧客がブラック企業の商品を使用して健康被害が発生しようが、地球が滅亡しようがブラック企業経営者が生き延びることさえできれば企業を倒産させても構わないから。故松下幸之助さんも泡を吹きそうな身勝手振りだけど、違法にならなければ、いや違法行為やり放題のブラック企業経営者でも労基法の罰則が緩すぎて奴らからすれば痛くもかゆくも無い存在なのでスルーしているのが実情。と、いうわけで事業者としてまっとうな運営をしている公共事業者はブラック企業経営(者)に取っては「目の上のたんこぶ」といえるわけです。
だから、試験頑張れよw
「金を取ることが重大かつ唯一の使命」である民間企業の入社試験は、公務員の試験に比べたら大して難しくなくて楽に受けられるけど、採用後に待ち受けるのは奴隷労働という「苦」のみ。昔「働いたら負けかなと思う」なんて言葉が流行ったりしたけど、民間企業に勤めるということは、民間企業の経営者になるということは、負けだといっても過言じゃ無い。だから様々な職種から社会貢献の手段が選べる公務員の試験、頑張ってね。自分もブラック企業をいじめる、という社会貢献活動を頑張るからw
1 Comment
ひきこもり
2022年2月13日 at 1:05 pm
兵庫県姫路周辺の中小企業採用事情
https://changi.5ch.net/test/read.cgi/job/1251617974/
2009年頃の情報ですが、今でも使えそうなものがあるようです。